2010年5月22日 (土)

無線LANの危険

グーグル「ストリートビュー」 個人情報を誤って収集 : J-CASTニュース

米グーグル(Google)は2010年5月14日(米国時間)、町並みの写真を表示するサービス「ストリートビュー」用の撮影車両が、誤って無線LANで送られた個人情報を収集していたと公式ブログで認め、謝罪した。

アクセスポイントを検索するソフトを使うことで、近所のアクセスポイントがわかります。位置情報もリストにあります。別にストリートビュー用の機材でなくても、可能なことです。
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パスワードを設定していなければ、当然パソコンの情報を収集したり、アクセスポイントからインターネットにもつなぐこともできます。これも別にストリートビュー用の機材でなくても、可能なことです。車で移動すれば、パスワードを設定していないアクセスポイントは結構見つかるという話です。

よその家のアクセスポイントから掲示板等に書き込むと、その家からの書き込みとなります。犯罪等にも使われるかもしれません。あなたの家の近くで、ノートパソコンを操作している人が乗っている車は、実はあやしいのかもしれません。

ところで、有線(LANケーブルを使用)であっても無線であっても、IPアドレスを使ってインターネットに接続されるのですが、IPアドレス確認等のサイトを使えば、自宅のコンピュータのIPアドレスが確認できます。

IPひろば等のサイトを使えば、どこにお住まいかはわかるのですが、有線で接続している場合は、大まかな都道府県などしかわかりません(ケーブルテレビを利用していると、もっと狭まります)。
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プロクシサーバーを経由すれば、どこからアクセスしているかもわかりません。
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ネット広告関連の会社は、位置情報の精度を高めるための情報を得ようとします。例えば、アンケートに住所を記述するようにすれば、先ほどの「北海道」というエリアが、「札幌市清田区北野」などと狭まるので、ピンポイントの広告を表示させることができるようになります。商品を用意する費用よりも、はるかに価値のある情報を得ることができます。

無線LANのアクセスポイントの情報を集めることができたら、アンケートなどの手間のかかることをしなくても、大量の情報を収集することができます。

インターネットが、コンピュータを経由した仮想社会という発想は、大変危険なのです。パスワードを設定しないというずぼらな人は、他の面でもその性格が出てしまうはずですから。

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