2010年8月 2日 (月)

全国学力テストの結果より

北海道は、47都道府県中43位(中3)ということですが、分布グラフをみると、全国平均から大きくずれているわけではありません。例えば国語Aの分布図です。
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これが上位の秋田県だとこうなります。
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そして、最下位の沖縄県だと
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下位にいるのに全国平均と大きな違いがないのは、最上位グループと最下位グループを除くと、顕著な差があまりないともいえます。正答率の平均でソートし、グラフにするとこうなります。
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もう一つ注目してほしいのは、国語Aと国語Bが似たようなラインを描き、数学Aと数学Bが似たようなラインを描いていることです。つまり、国語が得意な都道府県、数学が得意な都道府県というのがあるということです。トップの秋田県と福井県でもそういう傾向があります。

もしも、調査教科に理科・社会・英語などを加えていけば、得意な教科がバラバラに分布するかもしれません。北海道が案外他の教科で上位なのかもしれないし、数字に表れないことで上位なのかもしれません。

マスコミは、北海道が下位であることを煽った報道をしますが、道教委・市教委は、全国学力テストに振り回されず、特色のある教育に力を入れているように感じます。様々な分野で活躍する人材が育つ北海道の教育って、そんなに捨てたものではないと思うのですが、いかがでしょうか。

【関連リンク】
「平成22年度 全国学力・学習状況調査 結果概要・集計結果」について:国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

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